溝部 幸基 (みぞべ 幸基)

平成30年度:挨拶・祝辞・寄稿文等

成 人 式 祝 辞:(平成30年8月14日)
成人式を迎えられました皆さん、おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
今日の成人式を機会に三つの事について是非考えていただければと思います。
一つ目は、『命の大切さについて』です。
今年7月に判明した、横浜の病院で入院患者を多数、点滴で殺害した事件、小学校三年生の長男を両親が暴行し殺害したむごい事件など、けがれの無い子供達が虐待で殺害される事件等々、悲しい事件が毎日のように続きます。高齢者の虐待、生活苦、中高校生のいじめに耐えられない等のケースで、自らの命を絶つと言う悲しい状況も報道されております。
要因は、単純ではないと思いますが、命を軽んじる行動は、あまりにも短絡的過ぎると思います。
人生は教科書どおりにならないことのほうが多いのですが、若い頃の失敗は学ぶことが多く、逆に後々のための、貴重な体験となります。
若い皆さんには厳しい情勢の中、難題に直面する事も多いでしょうが、現実から逃避し安易な行動を取ることなく、問題としっかり向き合う勇気と気概を持って欲しいと思います。
先人が、多くの困難を乗り越え、願いを込めて、受け継がれてきた命、自分だけで生きてきているのではなく、両親・家族・友人など多くの繋がりの中で生かされている命の大切さを、今日、もう一度考えていただきたいと思います。
二つ目は、『戦争と平和について』です。
明日15日は、第二次世界大戦の終戦記念日です。海外戦没者240万人。戦後73年、半数近くの遺骨は、未だに家族の元へ帰ることなく不明となっており、心の痛みを消し去る事が出来ず、「決して戦争を許してはならない」と言う思いを新たにいたします。
良い戦争・正しい戦争などありません。
破壊・暴力・殺戮を繰り返し、子供や老人など罪もない弱者を犠牲にする戦争。
片寄った愛国心による戦争の代償、取り返しのつかない犠牲は大きすぎます。
広島市の平和祈念式典が行われる平和記念公園の慰霊碑には「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから」と刻まれております。「核兵器は二度と使わない。使わせない」との誓いは、核廃絶・平和運動の原点だとされております。
「核兵器禁止条約」が国連交渉会議で採択されて一年が過ぎました。この間、北朝鮮からの弾道ミサイルは、繰り返し北海道上空を越え、Jアラートの不気味な響きは、町民に大きな不安を与えました。
電撃的な米朝首脳会談が実現しましたが、朝鮮半島の非核化に向けての交渉は予想通り難航しておりますし、残念ながら、アメリカ・ソ連・イギリス・フランス・中国などの核保有国、核の傘の元、国の安全保障が確保されているとする、日本・ドイツ・韓国などは、依然として核兵器禁止条約批准への行動を批判、拒絶、無視し続け、政治的な圧力で妨害する国も見受けられると言います。
唯一の被爆国である日本が、何故賛同しないのかとの疑問の声も多くあります。
未だ世界には人類を滅亡させ得る約一万五千発もの核兵器が存在し、多くの犠牲を払った無念の叫びもむなしく、罪無き子ども達、市民を巻き込む戦火も止む事無く今なお続いております。
人種、宗教、文化、思想、経済等々あらゆる点で違いを認め合い、互いに尊重しあいながら、意思の疎通ができる、平和な世界を目指す事をあらためて強く意識しなければなりません。
成人となるこの日に、どうか、皆さんの目線で『戦争と平和について』も考えていただきたいと思います。
三つ目は、社会人にとって最も象徴的な権利である『選挙権について』です。
新たに十八歳から適用されることになりましたので、すでに選挙を経験された方もいると思いますが、社会人としての権利・責任を回避することなく選挙権を行使して頂きたいと思います。
人口減少傾向、急速な少子高齢化が進行する中で、国の流れも、大きく変わろうとしております。成人の皆さんは、自分たちでその将来を変えられる世代だと思いますし、政治は皆さんにとって遠い存在ではなく、法治国家である以上、すべてのことが政治とかかわる仕組みになっております。どうか、普段から政治の動向に関心を持ち、選挙の際には、各政党・各候補者の公約をしっかりと比較検討し、判断をし、成人としての責任を果たして頂きたいと思います。
ふるさと福島町には、生まれ育ったこの町を共有でき、皆さんのわがままを聞き、いつでもやさしく迎え、癒してくれる家族や友人、そして多くの地域の人達がおります。
町外で活躍の皆さんには、八月のお盆と正月ぐらい福島に帰って、ゆっくり休んでリフレッシュしていただきたいと思います。そして、若い皆さんの新しい、豊かな感性で、いろいろな地域で、多くの視点で学んだ情報を寄せていただければと思います。
本日の成人式を契機に、無限の可能性を秘めた皆さんが、夢と希望をもって果敢に挑戦、大いに喜び、大いに怒り、大いに哀しみ、大いに楽しみ、多くの感動を体験し、自分自身の青春時代を悔いなく燃焼させ、大きく羽ばたく事を心からご祈念致しましてお祝いの言葉と致します。                    平成30年8月14日                   福島町議会議長 溝 部 幸 基

北海道町村議会議長会議員研修会報告書(平成30年7月3日)

1 研修日時  平成30年7月3日(火) 午後1時~午後4時30分                     2 研  修  先  札幌市 「札幌コンベンションセンター」                            3 研修目的  平成30年度北海道町村議会議長会主催議員研修会                       4 研修成果(考察)                                                  ①「明治維新から150年、現在そして未来を考える」                  歴史家・作家 加来耕三 氏   開口一番、「政局の先行きが見えないことからか、このところ歴史の講演を依頼されることが多くなってきている、自分で言うのもなんですが、加来耕三の講演は、二度とは言わないが一度は聞く価値がある」と始まった。(残念ながら?私は初めてで、テレビでも見たこともないし、著作も読んだことがなかった。)我々は、小中高と繰り返し歴史を学んできているが、「わかっているようで、何もわからない」、これが日本人の歴史認識だとして、「太平の眠りを覚ます上喜撰(じょうきせん:蒸気船)たった四杯で夜も寝られず」との川柳があるように、驚天動地、上を下への大騒ぎをして驚いたと言ってきたが、「何に驚いたのでしょうか?」との問いかけから始まり、小中高の教育では、歴史の真実を掘り下げて教示することができず、NHKの大河ドラマをはじめとしたテレビや映画、歴史小説等で、興味深く、面白おかしく脚色され史実とはかけ離れた情報が蓄積され普通の日本人の歴史認識になっているとの見方のようである。
「四杯の蒸気船で驚いたこと:軍艦の大砲が江戸に届く能力がある」が、明治の画期的な改革の起因となり150年後の今日に繋がっているのだという壮大な歴史観?を否定する知識もないが、小中高の歴史教育・TV等の役割を全否定することにもならない。
歴史に関わった本人ですら、万人が納得する史実として認識できるかは、甚だ疑問であり、そのことは、自分に置き換えて身近な出来事をどう認識できているかを考えてみると明白であると思う。過ぎ去った歴史は、俯瞰の視点を変えることで大きく変わる可能性があることを認識しておくべきであると思うし、難しいことだが、日々の出来ごとも、できるだけ大きく俯瞰することを心掛けなければと自戒している。
思想・経済・戦争等を論ずるなかから、進歩的史観、司馬史観、自由主義史観等々、歴史観もいろいろあるが、人一人一人が自由に持つものであるべきであり、他人に強制すべきものでもない、特にまだ価値判断のできない小中高校生に特定の史観を強いるべきものではなく、子どもや孫たちの教科書を見てきたが、現状の教科書で充分であると考える。
今回の加来先生の見解も、歴史の裏話を聞かせていただいたということで、引き続き、大河ドラマ・歴史秘話ヒストリア等のTVを楽しみながら日本の歴史に思いを馳せてみたいと思っている。

②「現代日本政治と政局の行方」                                岩井奉信 日本大学法学部教授             当然、日大問題の弁解から始まった。立場的に難しい位置にあるのだろうが、出席者の多くの期待は、間違いなくその方向の話であったと思う。
結果、時局講演部分についても、メディア報道の域を出ず、自分自身が描く「日本の政治はかくあるべき」との強い時局への提言につながるような話もなく、内部告白的な、話が聞きたかった、残念!と思った議員が多かったのではと思う。
巨大組織の中で発生した事件が、思いもよらない方向に拡大、最高責任者が姿を現さず未だに明快な説明・責任が示されていない。特に、超保守的な組織の中で、報復人事の可能性が心配される教職員組合が抜本的な改革と最高責任者の辞任を求める要求書を提出、750名(44.6%)を超える賛同署名がある状況の中で、どの様な立ち位置で、どう対応されてきたのか、話すべきであったのではと思う。
体育系にとっては、日常茶飯事のことで、大きな問題として対応するメディアや野次馬的な大衆が間違っているとでも判断しているのだろうか?いずれにしても自分自身の立場や考え方を示すべきであったと思う。
日常の出来事や政治に至るまで、批判・評価をし、自分自身の見解を示し,教示する立場にいる教授が、自分の所在する大学の事件にどう対処したのか、しなければならなかったのか、明確にできずに、日本の政治の在り方を論ずる姿勢が滑稽に思う。

追 悼 の 辞 : 平成30年度戦没者追悼式(平成30年7月13日)                       今年もまた少し福島の様子をお話させていただきます。
七月に入って、全国的に記録的な豪雨による人的犠牲の報道が続いておりますが、福島は比較的被害も少なく済みました。
千軒の連峰から津軽の山々へ続く海峡の風景は少しずつ夏の青さを増し、今年もまた変わりなく皆様の記憶に残るふるさと福島を映し出しているのではと思います。
浜では、真昆布の収穫、ウニ漁が始まりましたが、イカ漁は、今年も魚影が薄く、朝の「イカ、イカ」の声もあまり聞くことができません。
沿道では乳白色の栗の花が満開、天候不順が心配ですが、畑には、ジャガイモの花が咲きだし、田んぼの苗も、日に日にその緑を増し豊作が期待されております。熊出没の話題も多く、いたずらキツネやタヌキとあわせて、シカの食害も多く、悩みの種となっております。
山鳥の鳴き声が響き、ツバメが飛び交い、セミやカエルも賑やかに鳴きだし、故郷・福島の短い夏がはじまります。
戦後七十有余年を越え、今なお、遺骨を収集し、遺族を捜す努力が続けられております。海外戦没者二百四十万人、半数近くの遺骨は、未だに家族の元へ帰ることなく不明の状態となっており、無念の思いを抱いてなくなられた方々への遺族の心の痛みを消し去る事は出来ません。
長い年月は、悲惨・冷酷な悲しい事実を忘却し、戦争を肯定、軍需産業を振興する傾向も残念ながら見え隠れします。
皆さんの尊い生命を奪い、多くの人の心と体を深く傷つけた戦争の悲惨な事実は、忘れてはならない、けっして繰り返してはならない、痛恨事として、脳裏に強く記憶し、後世に伝え続けなければなりません。
「核兵器禁止条約」が国連交渉会議で採択されて一年が過ぎました。この間、北朝鮮からの弾道ミサイルは、繰り返し北海道上空を越え、Jアラートの不気味な響きは、空襲警報を経験された皆さんに恐ろしい記憶を読みがえさせることとなったのではと思います。電撃的な米朝首脳会談が実現しましたが、朝鮮半島の非核化に向けての交渉は予想通り難航しておりますし、残念ながら、アメリカ・ソ連・イギリス・フランス・中国などの核保有国、核の傘の元、国の安全保障が確保されているとする、日本・ドイツ・韓国などは、依然として核兵器禁止条約批准への行動を批判、拒絶、無視し続けております。
第二次世界大戦の苦い経験を経て、唯一の原爆被爆国である事を意識し、平和を希求する日本国民の固い決意を込め、憲法の基本姿勢として、『戦争の放棄』を規定した日本の言動が、重要な意味を持つ状況は続きます。
私どもは、ここに、平和を願い、ひたすら家族の幸せを願いつつ散華され、故郷福島を見守る皆様にあらためて思いを馳せ、恒久平和の実現に努力を傾ける事をお誓いするものであります。
御霊の平安をお祈りし、ご遺族の皆様のご多幸を心からご祈念し、哀悼の真を捧げ、追悼の辞といたします。                                                                                                                                            平成30年7月13日                      福 島 町 議 会 議 長 溝 部 幸 基

平成30年度定例会6月会議開会挨拶(平成30年6月19日)                                                                 福島町議会の同胞であります滝川明子議員が、5月16日、不慮の事故により急逝されました。 大きな悲しみであります。
滝川明子議員は、平成3年の初当選以来、27年5ヶ月の長きに亘り福島町議会唯一の女性議員として、町内の女性をはじめ多くの住民の声を町政に届け、生活視点のまちづくりにご尽力されました。
また、福島町議会、「議会改革の集大成」として「開かれた議会づくり」の実績を組込み平成21年制定された「福島町議会基本条例」の取りまとめにあたっては、議会運営委員長として多大な貢献をされました。
何事にも動じない屈強な精神力と慈愛の心で住民に接し、議員活動にひたすら精励された故人のご功績を称え、そのお姿を偲び、安らかなご冥福をお祈り申し上げます。
滝川明子議員が、活躍された、この福島町議会議場において、感謝と敬意の気持ちを込めて、謹んで哀悼の弔意を表し黙祷を捧げたいと思います。                                                                                     ------------------------------------                 平成30年度定例会6月会議の開会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
6月12日開催の第69回北海道町村議会議長会定期総会の決議は、
「地域間格差が広がる中、北海道の町村議会はあるべき地方自治の姿を目指し、多くの課題に真摯に取り組んできた。しかし、今日、期待された地方分権改革の先行きはおぼつかないばかりか、停滞感を否めないでいる。住民の手が届く自治の確立が望まれる。われわれ地方議会人は、今後とも地域住民の代表たる自覚を一層深め、清新で活発な議会活動に努めるとともに、住民の負託に応えなければいけない。そして、次の課題解決に向け、われわれは総力を結集するものである。」とし、
① 町村議会の活性化と議会の権限の拡充
② 地方創生と地方分権改革の推進
③ 町村税財政基盤の確立等
14項目の一般決議と渡島議長会からの北海道新幹線の新函館北斗・札幌間の着実な事業推進、松前半島道路の松前側からの早期整備をはじめ、14件の要望提言を北海道町村議会議長会の総意として満場一致で採択いたしました。                                                                                              平成21年度に制定された議会基本条例については、諮問会議において、「議会基本条例の制定以降、改革が進んでいるが、改革の内容が多岐にわたり細かくなるにつれて全体像が見えにくくなっていることから、関連する条例等を確認し、本文に掲げた方が良いと思われる内容がないか検討・整理し、条文と規則などの関連が一目でわかるよう関係図を作成するべき。」との指摘があり、今任期中に関連規定とともに整理調整・改正することとして作業を進めております。議運、諮問会議に素案を示しながら調整をし、一定の段階に全員協議会で検討いただき、執行部側と調整しながら、新年度の施行を目指してまいります。                                                                     総務省の有識者研究機関が、「兼職禁止の制限緩和」・「専業議員による集中専門型」を盛り込み、自治体の選択を加味した新制度を提言し、地方自治法改正を目指すとの報道が続いております。
地方創生を推奨する状況下で、多様な地方の意見を積み上げることなく、公開もせず、国が主導で進めたことに違和感を覚えますし、全国町村議会議長会が提議しているように、その前にそれぞれの分野で成すべきこと、できることがあると思います。
過疎少子高齢化が進行する状況下で、厳しい背景として議員のなり手不足があるとしておりますが、町村総会設置条文の趣旨に沿うような極小自治体であるのか、直接民主制で活性化されるのか、数百人といえども限られた時間での採決が可能なのか、そもそも、持続するための住民が納得する議会改革など自ら手を尽くしてこられたのか疑義が尽きず、町村総会での議論の深化を期待することも現実的とは言えないと思慮いたします。
当議会としては、これまで真剣に取り組んできた議会改革により町民に一定の理解が得られていることなどからも、国の主導による改革ではなく地方から声を上げるべきであり、個々の議会・自治体が、当事者として問題意識をしっかり持ち、取組んでいかなければならないと考えております。                                                                                                                                             出席者各位には、本6月会議の       議事運営にご協力いただきますようお願い申し上げ、活発な討議が展開されますことを期待して開会の挨拶といたします。

H300427:伊能忠敬翁記念公園竣工式典祝辞                                                                                        津軽を望む海峡の風景は少しずつ青さを増し、蝦夷地の山々にも桜の息吹が感じられる時節となりました。                                                                                                                                        伊能忠敬翁没後二百年の記念すべき年の今日、多くの皆様のご臨席をいただき、往時を偲ぶ忠敬翁の銅像を配し、記念公園竣工式典が挙行されますことを心からお祝い申し上げます。                                                                                                           今、この地でこそ、二百有余年の時空を超えて、                                                         寛政12年5月19日、津軽の地から、遠く蝦夷地の山々を望み、心もとない和船上で胸を躍らせ、大きな期待と不安の中、蝦夷の大地に渾身の一歩を踏みしめた感動の光景に思いを馳せることができます。                                                                           香取市佐原の忠敬翁記念館にある伊能図には、「吉岡四十一度三十分」、「江戸から二百十七里二十六丁」と、蝦夷地測量を目指した吉岡上陸の痕跡が記されておりました。                                                                                                                        踏破距離三万五千キロ、歩数四千万歩。                                                                  17年間の長きにわたり、日本中を愚直に二歩一間の歩幅を守り、歩き続け、「大日本沿海輿地全図」を作り上げた功績は多大であり、近代日本の誕生・発展に大きな影響を与えてきました。
  想像を絶する波乱万丈の人生を歩んだ忠敬翁には、                              「夢追うのに、早い遅いはない。追うかどうかだ。」                               「人間は夢を持ち、前へ歩き続ける限り、余生はいらない。」                           「歩け、歩け。続ける事の大切さ。」等、現代にも通じる多くの遺訓があります。
  この機会にあらためて、忠敬翁の遺徳を振り返り、町づくりへ連動する好機となるよう歩みを進めなければとの思いを新たに致しております。
結びになりますが、
  町史研究会有志の努力により、史実が解き明かされ、忠敬翁と当町の係りが明確となり、記念銅像建立を願う篤志の思いが計画を実現させ、今日の日を迎えることができました。この間、ご教示をいただきました忠敬翁ゆかりの皆様に敬意の気持ちを込めて心から厚く御礼を申し上げます。
  この後、周辺環境整備、史実の紹介、幅広い事業と連動した有効活用等、まだ課題も多くあります、関係者の皆様には、引き続き、ご協力いただきますようお願い申し述べ、本日のご出席に心から深く感謝を申し上げお祝いの言葉と致します。                          平成30年4月27日                                      福 島 町 議 会議長 溝 部 幸 基 

平成29年度定例会3月会議開会挨拶(平成30年3月9日開催)                               平成29年度定例会3月会議の開会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。                                今、3月会議は、町政執行方針に示された重要案件に係る各会計の新年度予算を審議する重要な議会であり、活発な議論が展開されます事を願っております。
政策については、行政評価に繋がる事を意識し、精度を高め策定されてきたと思いますが、今後の厳しい財政状況に配慮し、「最小の経費で、最大の効果」を念頭に算定根拠を明確にし、理解を得て共通の認識を持つことも大切ですし、議会・行政ともに政策の過程をさらにわかりやすく町民の皆様に示していく努力も必要です。
お金の使い方は四つしかないと言います、
①自分の金を自分のために使う、
②自分の金を他人のために使う、この二つは自分の金だから効率をよく考えます。
③他人の金を自分のために使う、
④他人の金を他人のために使う、これらの場合、あまり節約とか、効率を考えない方向に           なりがちです。
この二つにかかわるのが政治と行政だと言います。
「他人のお金でも自分のお金を使うように節約・効率(費用対効果)を考え他人のために使う」のが公金の使い方であり、そのことを常に意識しなければ健全な財政運営が難しくなっていくと言います。                                                                                                                                             全国的に人口減少と高齢化が続く状況で、議員のなり手不足が深刻化し地方議会をどう維持するかが課題となっておりますが、総務省の有識者研究機関が、「兼職禁止の制限緩和」・「専業議員による集中専門型」を盛り込み、自治体の選択を加味した新制度を提言し、地方自治法改正を目指すとの報道があります。
地方自治の趣旨から、国の主導による改革ではなく、地方から声を上げるべきであるとの指摘も多くあります。そもそも、議員の定数・歳費を決めるのは自治体・議会であり、個々の議会が、当事者として問題意識をしっかり持ち、取組んでいかなければなりません。                               最近の報道に見る国会の審議は、不正確な基本データーによる裁量労働制の適用拡大の削除、決裁文書の改ざん疑惑、不誠実な答弁の繰り返し等々、見るに忍びない惨憺たる状況がなお続いておりますが、模範とならない反面教師ととらえ、福島町議会としても、町民の信頼を得、負託に応えるため一層研鑽に励み、課題に向かって着実に活動を続けていかなければならないと思っております。                                                                                                                                   3月6日の啓蟄(けいちつ)も過ぎ本州からは、桜の便りが聞かれる時節となりました。
例年より除排雪で苦労しましたが、そろそろ「ふきのとう」「福寿草」が芽をだし、春のいぶきを感じることができるものと思います。朝晩の寒さももう少し、出席者各位には、健康に留意され、お体ご自愛の上、本定例会の議事運営にご協力をいただきますよう、お願い申し上げ開会の挨拶といたします。